2026.08.07 ニュース
2026年度東京都貨物輸送評価制度セレモニーを開催
~評価認定を受けた東ト協会員事業者が列席~
(一社)東京都トラック協会業務部 交通・環境グループ主催により、2026年8月6日、東京都が貨物運送事業者を評価する東京都貨物輸送評価制度の2026年度セレモニーを新宿区の全日本トラック総合会館で開催しました。
ご来賓として東京都環境局の緑川武博次長、丹野紀子環境改善技術担当部長、東條左絵子自動車環境課長、自動車環境課の幹部の方々にご臨席いただきました。

東ト協からは笠原副会長・環境委員長が出席し、水野会長のあいさつを代読しました。「今年の東京都貨物輸送評価制度の評価を受けられた皆様に対し、お祝いを申し上げます。大変おめでとうございます。今年は、東京都トラック協会会員事業者から340社が東京都より評価認定されたことは、大変喜ばしく思います。
2024年問題を契機に関係法令の整備が進み、業界を取り巻く環境は大きく変化しています。一方で国内貨物輸送の約9割を占めるトラック運送は、社会・経済を支える重要な社会インフラでもあります。その使命を担い、日々努力を重ね尽力されているトラックドライバーの皆様方には、改めて心から敬意を表すとともに誇りに思います。東京都では2050年に「ゼロエミッション東京」の実現を目指し、環境負荷軽減に向けた施策を積極的に推進されています。そうした東京都の環境施策とともに、当協会の環境対策である、グリーン・エコプロジェクト事業を通じ、東京都貨物輸送評価制度への取り組みを進め、環境に配慮した持続可能な物流の実現に向け、率先して取り組んで参ります。」と主催者挨拶を行いました。
ご来賓の緑川次長からは、「言うまでもなく物流業界は国民生活あるいは経済活動を支える重要な社会インフラを担っていただいており、皆様の発展なくして国や地域の発展はないと考えております。
今年は貨物輸送評価制度を開始してから14年目に当たり、評価を取得された事業者様は405社となりました。長きに亘り、取り組みに対するご賛同、ご協力を心から感謝申しあげます。都の運送部門のCO2排出量も減少傾向にあり、皆様方の努力がこうした具体的な形になっているのだと思います。「2030年カーボンハーフ」、「2050年ゼロエミッション東京」の実現に向けてこの取り組みを一丸となって進めていきたいと思います。今後ともご協力の程、宜しくお願い申し上げます。」とご祝辞をいただきました。

続いて、丹野環境改善技術担当部長より「日頃よりエコドライブの取り組み、とりわけ燃費管理について大変なご努力に対し、深く敬意を表します。本制度の目的は貨物輸送事業者のエコドライブの取り組みを評価し、星の数で見える化、これにより評価された事業者が荷主の方に優先的に選択され、受注機会が拡大することで、運送事業からのCO2の排出削減を図っていくことを大きな狙いとしています。加えて、全社をあげた管理体制の構築、ドライバーに対するエコドライブや安全運転等の教育訓練を継続して行っていくことに、大きな価値があると考えています。
こうした取り組みをさらに進めていくため、事業者の方々がメリットを実感できる仕組みが重要でございます。都は、一昨年度から、三つ星評価を取得した運送事業者を利用した中小事業者の荷主に対し、運送にかかる経費の一部を補助する事業を開始しました。さらに今年度からは三つ星評価もしくは5年以上連続で評価を取得している運送事業者を対象にEVトラック、PHEVトラックを購入する際の補助額を上乗せすることといたしました。今後とも、さらなる制度の拡充に向けまして、評価を取得した事業者様に対するインセンティブの充実を図るとともにセミナーや専用ホームページなどで皆様方の取り組みなどをしっかりと発信してまいります。皆様におかれましても、ぜひとも同業の方々へ本制度の参加を働きかけていただければ幸いです。」と期待を述べられました。

その後、今年度の評価認定を受けた東京都トラック協会会員事業者の発表を行い、評価事業者を代表して、二つ星評価の株式会社東京ロジステック小林徳市運送の小林代表取締役に緑川次長より評価証明書が授与されました。
続いて、10年連続で評価認定を受けた事業者と5年連続で評価認定を受けた事業者の発表を行い、10年連続評価認定事業者を代表して株式会社石和の中原代表取締役が丹野環境改善技術担当部長より、連続評価取得認定書を授与されました。
評価事業者を代表して挨拶をした株式会社東京ロジステック小林徳市運送の小林代表取締役は、「平成20年からグリーン・エコプロジェクトに参加、平成25年から東京都貨物輸送の評価を取得しています。環境に対する認識が乗務員の間で希薄でしたが、これらの取り組みに参加し始めたことにより燃費に対する意識が変わりました。その結果、燃費の改善だけでなく交通事故も減少しました。物流二法を含めこの数年で物流業界を取り巻く環境が劇的に変化していますが、今後とも環境に対する取り組みをしっかりと行っていきたいです。」と感謝と抱負を述べました。

●【東ト協会員事業者】2026年度(令和8年度) 「東京都貨物輸送評価制度」評価事業者一覧(PDF)
●【東ト協会員事業者】10年連続評価取得事業者一覧(PDF)







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