一般社団法人 東京都トラック協会

　東京都は２０２４年３月７日、今年で９回目となる「東京都貨物輸送評価制度セミナー」を野村コンファレンスプラザ日本橋（中央区）で開催し、運送事業者を中心に多くの方が出席しました。

　セミナーでは、東京都環境局 戸井崎環境改善部長の開会挨拶に続き、東京都環境局 環境改善部 吉迫自動車環境課長より「東京都貨物輸送評価制度」をはじめとした東京都の自動車環境改善事業の取り組みをご紹介いただきました。その後、東ト協 業務部 交通・環境グループ の前川次長より「東京都トラック協会の取組」を紹介しました。続いて、東ト協 グリーン・エコプロジェクト事務局の後藤氏より「評価取得事業者の取組紹介」として、今年度評価を取得した事業者のエコドライブの取り組み事例について紹介しました。休憩をはさんだのち、L-Tech Lab（エルテックラボ）代表で物流ジャーナリストの菊田様が「物流での環境負荷低減が今なぜ必要か～物流2024年問題と持続可能な物流へのＧＸ/ＥＸ/ＤＸ～」と題して、物流業界におけるＧＸ・ＥＸ等の環境負荷軽減の取り組みの必要性について基調講演を行いました。最後に、吉迫自動車環境課長と菊田氏の対談が行われ、EVトラックの普及拡大や、物流の効率化に向けた再配達の抑制、共同配送の実現などについて意見が交わされました。