一般社団法人 東京都トラック協会

東京都は２０２０年２月5日、今年で５回目となる「東京都貨物輸送評価制度セミナー」をTKPガーデンシティ竹橋（千代田区）で開催し、運送事業者をはじめ、関係者や自治体など多くの方が出席しました。
　セミナーでは、東京都環境局 筧環境改善部長の開会挨拶（堀自動車環境課長による代読）に続き、早稲田大学の大聖泰弘名誉教授が「トラックの環境・エネルギー技術に関する将来展望」と題して自動車関連技術の推進とエコドライブによる環境問題へのアプローチについて基調講演を行った。その後、グリーン購入ネットワーク（GPN）の深津事務局長から「サプライチェーンのグリーン化と輸配送の取り組み」と題して、荷主の環境活動の一環として、サプライチェーン全体を考慮してグリーン化を目指していることを紹介し、荷主向けに運輸事業者の環境取組状況を公表するGPNエコ商品ねっとの輸配送（貨物自動車）契約ガイドラインなどについて講演が行われました。その後、取組発表として、東京都環境局 環境改善部 堀自動車環境課長より「東京都貨物輸送評価制度について」、東ト協環境部 前川部長代理より「東京都トラック協会の取組」を紹介しました。最後に「評価取得事業者の取組紹介」として、相川運送有限会社 相川社長より「グリーン・エコプロジェクト」への参加と、本制度の評価取得に至るまでのエコドライブ活動とともに、安全対策・輸送品質向上を目指す自社の取組について発表しました。