すべては1枚の紙とペンから

「グリーン・エコプロジェクト」はドライバー自らが「走行管理表」という1枚の紙に毎回の給油量と走行距離、そこから計算した燃費を手書きで記入していくことからスタートします。
そうした1枚1枚の「走行管理表」より収集された燃費データと、車検証を基にした車両データとを紐付けることで、車両の形状や車格ごとで分類された、CO2排出量の基礎となる燃費を数値化したデータベースを構築しました。
これにより、「燃費の偏差値」も算出でき、燃費に対する明確な目標が設定できるようになります。
また、ドライバーが自ら燃費を計算し記入するという習慣により、エコドライブに対する意識を高めていくことで、積極的に活動へ取り組む結果につながっていきます。
「ゆっくり発進・ゆっくり停止」のエコドライブは、燃料削減だけでなく、事故の低減にも非常に効果的な運転方法です。
「グリーン・エコプロジェクト」参加事業者は、環境にも安全にも優れた結果を出しています。

環境CSR(企業の社会的責任)から経営改善へ

『グリーン・エコプロジェクト』では経営者・管理者・ドライバーの従業員一人一人の環境意識の向上を図り“環境CSRから進める経営改善”を目指しています。
燃費データベースの構築にはじまり、ドライバー教育、目標設定と進めていくPDCAサイクルを社内に定着させ、さらに活動のクオリティを高めていくためのノウハウやツールを提供し、能動的に取り組めるよう支援しています。
日々の活動の積み重ねにより、CO2排出量・燃料使用量の削減から、事故防止にも効果をあげていくことで各認証制度の取得や改正省エネ法への対応、SDGsへの貢献などに結果を出していきます。
持続的な活動こそが、“環境CSRから進める経営改善”という目標達成への基礎となるのです。

「環境・安全教育」のレベルアップ

「グリーン・エコプロジェクト」では、管理者を対象とする全5回の「ステップアップセミナー」を毎月開催しています。
セミナーは燃費集計データをもとに、「エコドライブ活動の進め方」「事故防止への取り組み方法」など、具体的かつ、ドライバー教育にも効果的な、実践に即した内容で実施しています。
また、セミナーは少人数制で開催するため、事業者ごとに適したアドバイスを受けることが出来ます。
オンラインでの受講にも対応しており、リモートワーク中や遠方からでも、教室受講と同様に参加することが可能です。
また、「ステップアップセミナー」の後も、継続的なエコドライブ活動のサポートとして、四季毎にテーマが変わる「継続セミナー」を開催しています。
参加事業者同士がディスカッションなどを通じ、意見交換や自社の課題の解決の糸口を見つけることができる、体験型セミナーを実施しています。

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